講師:あべ なおこ
*アドラー心理学とは、アルフレッド・アドラー(1870~1937年)を創始者とする心理学です。欧米ではフロイト、ユングとともに「心理学の3大巨頭」と呼ばれています。 日本の若者の自分への評価が低いことが指摘されている中で、自己受容・自律型子育てに有効といわれているアドラー心理学の理論が注目されています。
『叱る、指示する“上下関係”を見直し、民主的な親と子の“横の関係”を再構築する』
今、話題の「アドラー心理学」では、自分以外の人の価値観や生き方を尊重し、その理念の柱の一つである『共同体感覚』の重要性を提唱しています。
この『共同体感覚』と同時に、個性を認め長所を育てる『勇気づけ』の理論を学び、子どもの自己肯定感を上げる、自立型子育てを学びます。
家族の中、社会の中で、協調的・協力的に貢献すると同時に、主張的・能動的に行動する勇気を与える関係の構築を目指します。
① 親としての自分を勇気づけ、親自身の自己肯定をあげます。
② アドラー心理学の根本理論を学び、メソッドの底にあるスピリットを身につけます。
③ 民主的な家族のあり方を知り、それに向けた家族関係の構築に繋げます。
④ これからの子育ての目標の改めて設定し、目的を見据えた関係構築を目指します。
保護者の方、教育現場の方々、保育現場の方々
1)今までの子育て法の見直し
① あなたの子育てのお手本は?目的は?(ワーク)
② 叱る子育てと勇気づけ子育ての違い
③ これからの社会に必要なアドラー流の人育てとは?
2)子どもを勇気づける前に自分を勇気づけよう
① まずは自分をリラックスさせる(マインドフルネス)
② あなたの欠点は?(事実かどうかの認識ワーク)
③ 当たり前に価値を見出す
④ 人間の思考のクセを認識する
3)子どもの特性を理解する
① 悪いことをする子どもの心理
② 褒美教育が効果を上げない理由
③ 子どもの承認欲求を満たす関わり方とは?
4)日々の生活で勇気づけるメソッドの体得
① 勇気づけになる言葉かけとは?
② 正の注目・負の注目とは?
③ 良い聞き役、勇気づける親としての関わり(ペアワーク)
④ 自立型子育て、子どもの責任感を育てる
*ペアワークを交え、体感しながら学びます
5)親と子の横の関係を構築とは
① 親と子が相互に尊敬しあう関係
② 子育ての目標、自分が思う理想の親子関係を描く
(1.①で掲げた内容との比較ワーク)
10年間の社会人生活から、結婚、2児の母に。長女が中学入学と同時に不登校になる。夫婦関係・子育ての壁にぶつかったのを機に、アドラー心理学に出会う。学んだ知識を生かし、家族への関わり方を見直した。アドラー心理学の“勇気づけ”の対応が子どもたちの自己受容を促し、パートナーが協力的態度へ変化していくのを目の当たりにし、多くの人に伝えたいと思い、カウンセラー資格を取得。アドラー心理学のみならず、発達心理学・行動療法・学校カウンセリング・親業等、数々の知識と手法を学んだ。
現在、アドラー心理学のELM講座(勇気づけ)・SMILE講座(愛と勇気づけの親子関係セミナー)を関東地区で定期的に開催、また様々な理論・手法を取り入れた親子関係の改善を目的とした講座やカウンセリングを行っている。
アドラー心理学の理論をもとに自己受容・自己肯定を促進して、人生のあらゆる課題に立ち向かう勇気を取り戻すお手伝いをすることを目指して “自分いいじゃんカウンセラー”をスローガンにしている。
◆ヒューマン・ギルド社認定 アドラー心理学 「ELM勇気づけトレーナー」 「SMILE講座トレーナー」
◆日本支援助言士協会認定 「コミュニティ・カウンセラー」
◆P.E.T.親業訓練協会コンシェルジュ
お申込み法人様と相談、合意とさせていただきます。
基本 10~15時(ランチ休憩1時間含む)
*実質4時間
*9:40開場
●基本 10名様まで
主催:一般社団法人 日本支援助言士協会
上記お問い合わせフォーム内、「お問い合わせ項目」の「企業・団体様向け研修について」および「研修B」にチェックをし、「お問い合わせ内容」にメッセージをご記入ください。
講師より折り返し連絡させていただきます。