3月2日は、福祉理論です。
東洋学園大学準教授の柳沢志津子先生が担当してくださいます。
カウンセリングの学習していて、感じるのは学習のプロセスで常に自分の
心の状態、あり様をみるところ、それも、直接自分と向き合うというより
他者を通して、他者の鏡に映る自分の姿を垣間見ることができ、それが刺激
になるという感じです。
学習した仲間への共感やシンパシィ河高まり、本音の人間関係が何とも
心地よく感じられるのです。
先日、臨床理論を終えて、早くも時間を作って飲み会をしようという話に
なったようで、繋がり感覚が早く、深く持てるのはカウンセリングの学習効果
です。
カウンセラーにならなくても、誰もが必要な学習ではないかと思うのは
人への信頼感がもてるようになるからです。
講師陣も大学で研究されている、新進気鋭の講師が受け持ってくださいます。
中でも、実践に結びつくTA対人関係理論、アドラー理論は、大好評です。
「支援の輪を広げる」ことに興味、関心をお持ちの方は、お問い合わせ下さい。
支援助言士の講座、第三期がはじまりました。
支援助言士は、コミュニティカウンセラーのことです。
相談室から飛び出して、支援を求めている人のニーズに応えて支援していく。
私たちの中にある自然の思い、人の役にたちたいという感情、力まず、素朴に
「私にできることがあったら、させてください。」
ためらうことなく、素直に言える関係、それが人間の望む社会だと思います。
明るい、笑いの中で16名の受講者は、支援助言士を広めるために、ワンクリック運動を始めましょうと言う声が上がりました。
一人の提案したこの言葉に、初日めにして一同盛り上がり、スタッフも感動。
支援の輪が、広がる確信に満ちたスタートでした。
読んでいただきありがとうございます。
「辿り着いたところが、支援助言士だった。」
今、そんな感慨に耽っています。昨年事務所を借り、早速講座開始、そして今、三期目の方が支援助言士認定講座を受講しています。
スタートしてから、あれよあれよという間に一年が過ぎました。
また、あれれ、と思っている間に「社団法人」として再スタートすることになったのです。
のんびりの私が、支援助言士協会を引き受けてからというものは非常にスピードの速いレールに乗っているような、流れに戸惑いも感じています。
思えば、今までやってきたことは支援助言士協会をするためだったそんな気もしています。
今まで、人と人を繫ぐことが、得意で紹介したり、会わせたり、企画したり、教えたがりでした。
人が育っていくのが、好きで自分が良かったと思う事は誰かに話したくなり、教えてあげるといった・・単なるお節介だったのですが、それがカウンセラーになってからは、お節介も世話の仕方もスマートになったと思います。
ボランティアグループで電話相談を室を立ち上げ、電話相談員を養成するためのカウンセリング学習会を定期的に開いたりと、14年も続けています。
ボランティアグループを続けてこれたのは、私が作ったというより、仲間にすべて、やってもらったところがよかったのではと自分なりに分析しています。
私が前にでることはなく、みんなで運営することが、それぞれの役割意識ができて、バランスがとれてきたように思います。
私の世話好きパターンは、人を育てること、直接教えると言うことより、場や構造を作り、そこで活動してもらうこと、人と何かを作り上げて行くことが楽しい、人好きでやって来たと思います。
そして、昨年から支援助言士協会立ち上げたのです。
今度は、資格認定を発行するカウンセラー養成機関ですから、社団法人となると社会的責任は、やはりNPOとは違います。
家の者に、仕事を整理してゆっくりした方がいいのではないかと言われると、確かに、今から新しく仕事を始めるのもどうかという思いもあります。
誰かにやってもらうためにも、何とか形を作って若い人に継いでいきたい今はそんな思いで、基盤づくりに力を入れているつもりです。
やっとだとりついた、やりたかったこと、できる限りやっていきたいというより、誰かがきちんと意志を継いで言ってほしいというのが、私のやり方だと思いながら、老体にムチ打ち、次世代に繫ぎたいと楽しんでやっています。
読んでいただきありがとうございました。